平成25年度事業報告

平成25年度事業報告

講座名
公演名
「市民参加型演劇の制作と上演」Vol.1~Vol.4

講師名

出演者名

蓮行(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)、市原幹也(のこされ劇場主宰)、高山リサ、紙本明子
(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
日時 Vol.1:
平成25年10月21日(月)19:00〜21:30
Vol.2:
平成25年11月12日(火)18:30〜21:30
平成25年11月18日(月)18:30〜21:30
平成25年11月19日(火)18:30〜21:30
Vol.3:
平成25年12月21日(土)13:30〜16:30
Vol.4:
平成26年 2 月16日(日)14:00〜19:00
  コマ数 6コマ
会場・教室 吹田メイシアター/吹田市千里市民センター 受講者数
入場者数
のべ55名
内容  メイシアター・大阪大学共同事業の吹田市民劇を「活きた教材」と捉え、公演の制作に参画しながら、 「劇場と大学と街をつなぐ」アートマネジメント人材を育成するためのセミナー&ワークショップを行った。 ①10月21日「テーマ:企画をコアとし社会とタイムラインを俯瞰する」。メイシアター・大阪大学共同事業の 担当である蓮行による対話型講座。市民劇への参加者との交流を併せて行い、企画全体を俯瞰し、理解し、体感することを重視した。②11月12日、18日、19日「テーマ:「ローカル×グローバル」な感覚を養う」。 国際的な舞台芸術の企画とコミュニティの連動に携わってきた高山リサ氏が3日間のセミナーを実施。 自分の中の文化さがしからはじまり、吹田の中の異文化さがし、チームに別れてのミニアクションプランづくり、ミニアクションプラン発表までを行った。③12月21日「テーマ:芸術祭と地域 枝光の事例」。 北九州市の市原幹也氏による研修では、演劇文化の全くなかった元工業地帯「枝光」の商店街と劇場をつなぎ、新たな「文化」を生み出した背景やそれに伴う活動、そして現在に至るまでを講義形式で進行した。④平成26年2月16日「オリジナル市民劇の企画と上演とその後のこと」講師:市原幹也、高山リサ。本プログラムの軸である、オリジナル市民劇の公演を鑑賞、その後、今年度の市民劇企画書、広報、稽古、本番に至までの流れ、関連している小学校でのアウトリーチを教材に、今年度の取組み、趣旨などを ディスカッション形式で振り返った。
今年度事業の振返り  本件の一連の芸術祭の中では、作品そのものが「市民参加」型でありながら、「発表会ではなく、プロの公演と同列の扱い」であった事が特長ともいえ、現代の芸術シーンが、プロとアマという線で単純には分けられないことを実感できる企画であった。講師である高山氏、市原氏も、プロアマの垣根を超える作品づくり、企画制作に実績のある人物であり、最新のアーツマネジメントの複雑さと面白さを、セミナーと共に受講生の諸氏には味わってもらえたものと考えている。
次年度に向けて  今年度の修了生の中から「大学と公共劇場が培った知見の地域へのアウトリーチ」を担うスタッフを選出し、公立小学校へのアウトリーチプログラムを企画してもらう。スタッフには現職の小学校教員やPTAなど、複数のステークホルダーとの迅速かつ丁寧な合意形成が求められる。それは、大学が既に持っている知見が大いに役に立つという種類のものではなく、まさに修了生・受講生と共に真摯に「共同者」として振る舞う事が求められる。複雑な社会に複雑な価値観を複雑なまま提示するのが現代の「芸術」と「大学」の重要な使命であると考えているので、修了生・受講生と共にその一翼を担いたい。
写真 h25 2-1

《10月21日19:00〜21:30/会場:吹田メイシアター 市民劇の稽古見学》h25 2-2《12月21日13:30〜16:30/会場:吹田メイシアター 高山氏の研修の様子》 h25 2-3h25 2-4《2月15日〜16日 市民劇「星とB棟」公演写真》