6. 美術と絵画資料の展覧会企画と運営

「土居次義記憶と絵画」のためのリサーチ・セミナーと展示

現在京都工芸繊維大学に所蔵されている土居次義氏の遺した膨大なノートには、優れた美術史家が作品を実見した記憶が詰まっている。昨年度から、その内容、スケッチとコメントからキーワードを抽出し、画家別、地域別に分類し整理し、狩野派の絵画を中心にワークショプも開催したが、今年度は近世絵画研究舎に加えて、土居氏が常に注目し、その方法をノートの模写にも生かした、近代の水彩画家であり美術誌『みずゑ』の創刊者でもある大下藤次郎研究の専門家もお呼びして、9月に展示計画について話しあう。そして、1月には土居ノートそのものとそこに記録された実際の絵画作品の写真パネルを用いて、京都工芸繊維大学工芸資料館で展覧会を開催し、同時に土居次義氏と美術史研究に関わるリサーチ・セミナーを開催し、絵画資料の展覧会の企画と運営の手法について理解を深める。

⑥-1美術と絵画資料の展覧会企画と運営

 ワークショップ「土居ノートの展示プラン」
開催日:平成26年9月6日(土)13:00-16:00
会場:大阪大学(豊中キャンパス)文法経本館4階464講義室

リサーチ・セミナー「土居ノートと美術史研究」
開催日:平成27年1月10日(土)
会場:京都工芸繊維大学工芸資料館
対象:受講生
講師:山下善也(東京国立博物館)、五十嵐公一(兵庫県立歴史博物館)、川西由里(島根県立石見美術館)、多田羅多起子(美術史家)、並木誠士(京都工芸繊維大学)、奥平俊六(大阪大学)
※指導助言も含めて全員参加、この中何名かが発表

展覧会「土居次義 記憶と絵画」
開催日:平成27年1月6日(火)- 10日(土)
会場:京都工芸繊維大学工芸資料館
対象:受講生・一般