7. 伝統芸術の現代化 <受講生企画Vol. 2> 

「浪速神楽の今」Vol.1-Vol.4

今年度は、『浪速神楽の今』と題し、大阪の神楽に焦点をあてます。地域社会の中で神楽がどのように継承され発展しているのかを理解するために実地研修・ワークショップを受けた後、大阪の中崎町にあるギャラリー・イロリムラにて展覧会と上演を実施します。上演作品は、国内各地のアーティストと協働してパフォーマンス作品を生み出しているPlantMの樋口ミユさんと共に、新たな作品を制作する予定です。この展覧会と上演を通じてフェローの皆さんと共に伝統芸術にとって「真の現代化」とは何かを問い、考えたいと思います。

Facebook ページ:https://www.facebook.com/koefestradition
伝統芸術の現代化 特設HP:http://koefestradition.tumblr.com/

実地研修・ワークショップ(Vol.1-Vol.3)

◯第1回
講演「浪速神楽の歴史と現在」(14:00~15:00)、神楽の実演と説明(15:00~16:00)
内容:浪速神楽の歴史、神楽と地域とのつながり、神楽の実演(舞と楽)など
日程:10月3日(土)
場所:佐備神社/富田林市
講師:宮原幸夫氏
1951年生まれ。佐備神社宮司・関西雅楽松風会会長・大阪府神社庁研修所講師・神社庁雅楽講師。
実演:冨永光彦氏(関西雅楽松風会副会長)、宮原洋介氏(関西雅楽松風会会員)
*関西雅楽松風会とは、
大正9年発足。京阪神の各神社(主に官幣社)の伶人奉仕及び雅楽、祭祀舞、浪速神楽等の指導、又、各地神社で奉仕されていた既存の浪速神楽の、舞振り、笛の旋律を整理統合し「富永流浪速神楽」として後世に伝承する為、富永三千代氏により創設された。昭和4年より満州大連等で講習を行う。昭和57年、大阪府神社庁による浪速神楽ビデオ収録(太平炤 太平千代子監修)を行い、其の後20年間にわたり、大阪府神社庁主催の浪速神楽講習会を行う。これを機会に、全国各地の神社に富永流浪速神楽が広まる。現在、全国各地神社への伶人奉仕、雅楽、富永流浪速神楽、祭祀舞、浦安舞等の指導を行っている。

◯第2回 日程:11月7日(土) 場所:場所:江之子島文化芸術創造センター(enoco) B1F ルーム5
http://www.enokojima-art.jp/access/
14:30~16:30 三上氏からの神楽に関する指導・助言(受講生のみ聴講参加可能)
17:00~20:00 講演「巫女神楽について」(一般からの参加可能)

*17時〜の講義は、一般の方もご参加いただけます。(20名程度・予約先着順)
参加ご希望の方はメールにて koefestradition@gmail.com までご予約ください。
メール内容
件名:【受講予約】声フェス11月7日17時〜「伝統芸術の現代化 <受講生企画 Vol. 2>」
記入内容:お名前、メールアドレス、携帯電話番号

内容:神楽ビデオジョッキー
講師:三上敏視氏
1953年愛知県生まれ。日本のルーツ音楽として神楽探訪を続け、『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング/09年)を出版。『民俗学事典』(丸善出版/14年)で神楽の項目を担当。音楽家としては神楽太鼓の呪術的響きを大事にしたモダンルーツ音楽を中心に多様な音楽を制作。神楽を広く紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も行なう。
多摩美術大美術学部非常勤講師。同大芸術人類学研究所(鶴岡真弓所長)特別研究員

◯第3回 日程:11月22日(日) 場所:大阪大学中之島センター
内容:演劇ワークショップ。
(オプション)ワークショップ終了後、秋祭りにいく予定。『新農さん』
少名彦神社/大阪市中央区(http://www.sinnosan.jp/index.html
講師:樋口ミユ氏
劇団Ugly duckling旗揚げ以降、解散までの劇団公演全作品の戯曲を執筆する。OMS戯曲賞を最年少・女性初・2年連続大賞受賞。劇団解散後は座・高円寺の劇場創造アカデミー演出コースに編入。佐藤信に師事。アカデミー終了後はPlant Mというユニットを立ち上げ、コトバと空間と身体を駆使し、どんな場所でも劇的宇宙を創り上げることをモットーに緊張感あふれる独特の劇世界を創り上げている。現在、ラジオドラマや携帯小説などの執筆依頼を受け、高校生の演劇ワークショップにも精力的に活動。第38回放送文化基金賞受賞ラジオドラマ部門受賞するなど多方面でも実力を発揮している。

展覧会と上演(Vol.4)

◯第4回 日程:2016年(平成28年)2月3日(水)~8日(月)(準備日含む)
場所:イロリムラ/大阪市北区(http://irori2005.com/
講師:永田靖(大阪大学文学研究科)、樋口ミユ(plantM)、高安美帆(エイチエムピー・シアターカンパニー)、ゲスト講師
内容:プチホール、クレフ、アルファの3つのギャラリースペースを使用して展覧会とパフォーマンス作品の上演を行う。これまでの活動を踏まえて、展示内容・上演作品を制作する。

次の2つの企画を予定
①樋口ミユ氏によるパフォーマンス作品『祭礼』の発表
②『伝統芸術の現代化』3年間の総括シンポジウム