NAMURA ART MEETING .FN”04-N”34 vol.5
『臨界の芸術論Ⅱ 10年の趣意書』第1回 公開インタビュー
開催日:10月25日(土)
会場 :大阪・北加賀屋(CCO(名村造船所跡地)ブラックチャンバー)
ゲスト:小原啓渡氏(Vol.00-03実行委員、現アドバイザー)
名村造船所跡地における30年間のプロジェクト「NAMURA ART MEETING N”04-N”34」では、2004年に始動してから今年で10年目を迎えます。そこで、ここでの〈出来事〉を、過去の記憶や記録、記述から抽出し、それらを解きほぐし解体し、断片化された情報を分類・再統合しなおすことにより、新たな物語『臨界の芸術論Ⅱ 10年の趣意書』として紡ぎ直します。
第1回 プロジェクト・ミーティング&インタビューは、本プロジェクトの呼びかけ人であり、現アドバイザーの小原啓渡氏に公開インタビューを実施しました。小原氏は、近代建築をリノベートした劇場「アートコンプレックス1928」や文化支援ファンドの設立や舞台作品のロングラン公演などを手がけるプロデューサーとして、文化芸術環境の整備に関わる活動を続けています。
NAMURA ART MEETINGの立上げから発展した、造船所跡地をアートの拠点「クリエイティブセンター大阪」に再生・運営する上で、大阪府市の文化行政の変化や震災などの様々な要因による社会構造の変化や、風営法などの規制問題等、移り変わる社会と芸術文化環境について様々な実体験を元にお話し頂きました。
【次回予告】
■第2回 公開インタビュー
ゲスト 松尾惠(ギャラリスト、Vol.00-02実行委員)
日程 2014年12月9日(火) 19:00-20:30 会場 CCO(名村造船所跡地)ブラックチャンバー
Vol.00-Vol.02までの4年間に渡って実行委員を務められた松尾惠さんをお招きし、NAMURA ART MEETING’04-’34の経緯や当時の出来事などについてお伺いします。
■第3回 ゲスト・トーク
ゲスト 港千尋(写真家・写真評論家、あいちトリエンナーレ2016芸術監督)
日程 2015年1月17日(土) 17:00-19:30 会場 CCO(名村造船所跡地)ブラックチャンバー
NAMURA ART MEETING’04-’34のこれまでの活動を振り返るとともに、「10年の知を編集する」その進め方についてのアドバイスとして、アーカイブにおける〈創造〉をテーマにお話し頂きます。さらに、芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ」の展望とあわせて今後の10年をともに考えます。